
「運動は苦手…」
「走るなんて考えられない…」
そう思っていた私が、
まさかランニングにハマるとは、夢にも思いませんでした。
きっかけは、大会3日前に急遽出場が決まったリレーマラソン。
ほとんど練習なしで挑んだ2.7キロは、想像以上に過酷でした。
でも、その経験が私を変えたんです。
運動音痴だった私が、ランニングを楽しむまでの道のりを、赤裸々に綴ります。

事の発端
今から数年前のこと。私は、運動とは無縁の生活を送っていました。
学生時代から体育の持久走は大の苦手。
社会人になってからは、デスクワーク中心で、
体を動かすことなんてほとんどありませんでした。
そんな私が、ひょんなことから、
とあるコミュニティーの友達とリレーマラソンに出場することになったんです。
大会の3日前に急遽メンバーが欠場することになり、
ピンチヒッターとして駆り出されることに…。

「え? 私が走るの? 無理無理!」
正直、最初はそう思いました。
でも、友達に頼まれたら断れません。
仕方なく、その日のうちにスポーツショップへ駆け込み、
人生初のランニングシューズを購入しました。
しかし、練習期間はほとんどありません。
ほとんど、ぶっつけ本番で、
2.7キロのコースを走ることになったんです。
大会当日
当日は、スタート前から緊張でドキドキが止まりませんでした。
周りのランナーは、本格的なウェアに身を包み、軽やかに走っています。
一方、私はというと、買ったばかりのランニングシューズが足に馴染まず、
ぎこちないフォームでスタートラインに立っていました。

号砲が鳴り、いよいよスタート!
最初は、アドレナリンが出て、何とか走ることができましたが、
500メートルも走らないうちに、息が上がり始めました。
「ゼェゼェ…ハァハァ…」呼吸が苦しくなり、足も重くなってきました。
「こんなはずじゃなかった…」
リレーマラソンのコースは想像以上に過酷でした。
何度も心が折れそうになりましたが、
友達の応援を力に、何とか2.7キロを走り切ることができました。
ゴールした瞬間は、達成感よりも疲労感が勝っていました。
「もう二度とマラソンなんて走らない!」そう誓ったのを覚えています。
ターニングポイント
しかし、不思議なことに、
次の日から、身体が運動を求めていることに気づきました。

まずは、1km歩いてみることにしました。
すると、心地よい疲労感とともに、爽快感が湧き上がってきたんです。
次の日は、2km歩きました。
その次の日は、2Km歩いて1km走ってみました。
そのまた次の日は、お休み、
あくる日に1km歩いて2km走ってみました。

このように、少しずつ走る距離を増やしていくうちに、
だんだんと走ることが楽しくなってきたんです。
塵も積もれば山となる
今まで、運動は苦痛でしかないと思っていましたが、
自分のペースで無理なく続けることで、こんなにも気持ちの良いものなのかと、
初めて知りました。

ランニングを始めてから、体力がついたのはもちろんのこと、
精神的にも大きな変化がありました。
ストレスが解消され、気分転換になり、毎日がより充実したものになったんです。
リレーマラソンに出場した3日前の自分には、想像もできなかったことです。
今では週3回、5~10kmのランニングが日課になっています。
ハーフマラソンも完走することができました。
新たな趣味
ランニングを通して、たくさんの新しい出会いもありました。
ランニング仲間と一緒に走ったり、大会に出場したり、情報交換をしたり…
とても充実した時間を過ごしています。
あの時、リレーマラソンに出場していなかったら、今の私はなかったかもしれません。
リレーマラソンは、私にとって、人生を変える大きなきっかけとなりました。

もし、あなたが「運動は苦手…」「走るなんて考えられない…」と思っているなら、
ぜひ一歩踏み出してみてください。
最初は、ウォーキングから始めても良いんです。
自分のペースで無理なく続けることが大切です。
きっと、ランニングの楽しさに気づくはずです。
そして、ランニングがあなたの人生をより豊かにしてくれるはずです。

